2010年12月26日日曜日

Head First データ解析 を読んでみた

年末に入り、就職活動が全く進捗無しになり、絶望的にすることがないので、夏頃買っておいたデータ解析の本を実際に演習とセットでやってみることに。
これがとにかく面白い。実は私はこれまで何度も統計やデータ解析などの書籍にトライし、挫折してきた経緯がある。それが、ここまで噛み砕いて、わかりやすく、ある意味冗長過ぎる位丁寧に書いてくれていた本はなかった。さっそくアマゾンで同シリーズの統計版もゲット。今後は、苦手な分野や挫折した分野のHeadFirstシリーズ!!と自信を持って言える。デザインパターン版も来年はトライしたい。
なお、本書は演習は是非やってみることをお薦めするが、一部のダウンロードデータが日本版のサイトにない場合があった。(私が見ているのは初版。それ以降の版は修正されているかも)しかし、揃わないファイルはUS版から取得できた。

なお、金融系の数学を知っていたので馴染みがあってやりやすかったが、特段知識がない大学生でも、数学が苦手でも十分に理解できる内容になっていたと思う。Excelなどのスプレッドシートに慣れていることと書いてあったが、それすら大変懇切丁寧に書いてあるので、困ることはないだろう。ただ、途中からプログラミング言語のRを使いだす。プログラミングが苦手な人でも、本書の中にあるコマンドを一字一句間違いなく書き写せば、問題なく動作するので、慣れない人はエラーが出ても焦らず、イラストやイメージ図を参考にスペルミス、大文字、小文字、スペースの有無等を探せばよい。苦労して操作したとしても、その後の美しい散布図などの図表の数々に心打たれるだろう。私のように、Excelで苦労して類似のグラフを書いたことがある人なら尚更だ。

(参考)US版のURL

www.headfirstlabs.com/books/hfda/
*上記のアドレスに書籍に載っているファイル名を付ければ取得できる。但し、翻訳版でヘッダーが異なる異なることがあるので、ヘッダーをRで使っている際はヘッダーを書籍に合わせるかコマンド記述を英文のヘッダーに合わせる必要がある。



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